「読みたい本があるのに、子育てや仕事が忙しくてなかなか読み切れない」
「読書が遅くて、内容を途中で忘れてしまう」
そんな悩みを抱えている方は多いのではないでしょうか。
私自身も同じで、1冊を読み切るのに何時間もかかり、結局1〜2か月経ってもまだ読み終わらない…そんな悪循環を繰り返していました。速読本をいくつか試しましたが、結局合わずに挫折。
ところが今回紹介する『らく速読 脳科学が証明した世界一カンタンですごい読書術』(ヨンソ著、伊藤吉賢総監修)は、これまでの速読法とは全く違うアプローチでした。**「頑張らない・リラックスする」**ことで、むしろ読書スピードが上がるという方法。実際に私も読書スピードが約3倍にアップしました。
この記事では、本の概要やメソッド、実際に試して感じたメリット・デメリット、どんな人におすすめかをまとめます。
本の基本情報|『らく速読』とはどんな本?
『らく速読』は、日本最大級の速読教室「楽読」のメソッドをまとめた速読書です。
最大の特徴は「リラックスした状態で読む」こと。従来のように「集中して文字を追う」のではなく、体・心・目をほぐしながら読むことでスピードと理解を両立させます。
本書のポイント
- 目・脳・体の緊張を解除し、リラックスして読む
- 読書スピードを最大4倍にしながら理解力・記憶力も高める
- 多くの体験者が効果を実感している実績あり

頑張らない速読法という点が新しく、続けやすいと感じました。
この本で学べる速読メソッド|体・心・目をほぐして読む
『らく速読』では、速読を「体」「心」「目」をほぐすトレーニングとして紹介しています。
具体的には以下のメソッドが紹介されています。
脳科学的には、集中しすぎると逆に処理速度が落ちるため、意識を分散させることが効果的だと説明されています。その結果、速読だけでなく思考力・コミュニケーション力・自己肯定感・マインドフルネス効果も期待できます。
メリットとデメリット|実際に読んで分かった点
ここでは私が実際に読んで分かった「良い点」と「悪い点」をまとめていきます。
良かったと感じたポイント
やや物足りなさを感じたポイント

「他の速読本がしっくりこなかった」「読書法を改めて見直したい」と考えている人向けの書籍だと感じました。
実際に試した感想|読書スピードが3倍に!
読む前は「リラックスして読む?本当に速くなるの?」と半信半疑でした。ところが、試してみると意外にも効果を実感できました。
特に私に合ったのは、音楽を聴きながら読む方法。
頭の中で音読するクセが消え、キーワードを視覚的に拾える感覚になり、読書スピードがぐっと上がりました。
実際の成果
まだ「4倍速」には届いていませんが、確実に効果を実感しています。

私は本気で読もうとすればするほど、頭の中で音読するクセがありました。
好きな音楽に集中、ページ全体に視野を広げることで、音読からの脱却に成功!
読み終わった時の、頭の疲労度も軽減されました。
こんな人におすすめ|時間のない社会人・パパママ世代に最適
『らく速読』は、以下のような人におすすめできます。
まとめ|速読×オーディオブックで読書時間を最大化
私にとって『らく速読』は「やっと自分に合った速読法」に出会えた本でした。
真面目な人ほど、一生懸命に読もうとして疲れてしまったり、読書スピードが落ちたりする傾向があると思います。
難しく考えず、リラックスして読んで良いんだよ、と優しく背中を押してくれる1冊でした。
さらに、私は**オーディオブック(audiobook.jp)**と組み合わせて活用しています。
「耳で聴く+速読で読む」を場面ごとに使い分けることで、以前は月1冊ペースだった読書が、月3〜4冊に増えました。
👉 オーディオブックについて詳しくはこちらの記事もどうぞ。
忙しい日々でも読書を諦めないために、『らく速読』と『オーディオブック』、ぜひ取り入れてみてください。




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